久坂部羊のお仕事。 |TOPに戻る|

 

【濡衣事件!】2015.4発覚!

広島県大竹市医師会が久坂部氏に講演を依頼せずに、架空の講演会を勝手に主催!

●「朝日新聞」2015年4月3日

 広島県の大竹市医師会が昨年11月、作家で医師の久坂部羊(よう)さんに依頼もしていないのに講演会を開くと告知し、当日、講師が 到着していないと来場者に説明して中止していたことが分かった。
市医師会は久坂部さんに謝罪したが、久坂部さんにも非があったかのようにとれる 対応をしたことなどについて、マネジメントを担当する幻冬舎(東京)は、市医師会にホームページ上での経緯説明を求めている。
 市医師会によると、担当理事が無料の公開講座で、久坂部さんの「思い通りの死に方」と題した講演会を企画し、当日、会場には約180人が 集まった。だが、久坂部さんの姿はなく、約30分間、医師会関係者が話して終了したという。
 今年2月、講演会に行った市民の連絡で幻冬舎は事態を知り、市医師会に連絡。市医師会が担当理事に確かめると、久坂部さん側に講演を 依頼していなかったことを認めた。市医師会は昨年度、公開講座の講師との交渉をこの担当理事に一任しており、事情を把握していなかったという。
市医師会の調査に対し、担当理事は謝っているが、事態を招いた原因などの説明はないという。
 市医師会の役員と担当理事は3月に久坂部さんに謝罪。幻冬舎は「何の了解も得ずに講演会を開催し、講師が連絡せずキャンセルしたような 説明をしたのは非常識。ネット上に中傷の言葉も書き込まれた」と批判している。市医師会の対応によっては法的措置も検討するという。
 久坂部さんは大阪大医学部を卒業後、2003年に作家デビュー。昨年、「悪医」で第3回日本医療小説大賞を受賞した。(日比真)

 

●「毎日新聞」2015年4月4日

毎日新聞